イスラム国モロッコではお酒は飲めないのかと思っていた。
ケバブなんか絶対ビールに合うのに、たいていの店には置いていない。
だが、たまたまジャマ・エル・フナで隣り合わせたモロッコ人が、バーを紹介してくれた。
結局、モロッコ上陸2日で断酒から、解放されることとなった。
メディナの外の新市街のとあるホテルのフロアに、そのバーはあった。
イスラム教に憚ってか、看板などは出していない。
しかし、席につくとすぐにビールを出してくれた。
紛れもないアルコールだ。
約2時間で小瓶のビールを1人5~6本は飲んだだろうか。
ところが、会計は2人で2000ディルハム(DH=約2万円)近かった。
なんとビールの小瓶が1本170DH(1700円)もするのだという…。
さすがはイスラム圏。
ここは、日本人の僕が1000DHを払ったが、旅先では痛い出費。
でもまあ、いいや。
楽しかったから。
しかし、帰り道で後味の悪いことがあった。
さすがにこれ以上お金を使いたくなかったので、
道が近そうでもあり、タクシーに乗ろうと主張する彼に逆らい歩いて帰ることにした。
その帰路彼は信じられないことを抜かした。
「君のために時間を割いたのだから、残りのお金も君が払って欲しい。」
しかし、もともと誘ったのは彼の方である。
それに、彼のほうが僕以上にビールを飲んでいる。
だいたい「そろそろ帰ろう」との僕の提案を制し、
ビールを追加までしているではないか。
どう考えても、僕が払う筋合いは無い。
そう言うとさすがに彼もそれ以上は言えなかった。
しかしなおも、タクシーに乗ろうという彼。
僕は歩くから、勝手にタクシーに乗ればいい。
「君は道を知らないだろ?」
なめんなよ、道探しには天才的な勘が働く僕を知らないな。
君がさっき地図で教えてくれたから、だいたいの距離と方角はわかっている。
彼の最後の言葉で堪忍袋の緒が切れた。
「だったら僕の分のタクシー代を出してくれた。」
もういい、勝手にしろと歩き出した。
バーでいろいろ話していい人だと感じていただけに悲しかった。
彼らにしてみると、高い金を出してモロッコくんだりまで来ている金満日本人が彼のぶんまで払うのは当たり前なのかもしれない。
しかし、いくら彼より収入はあろうと今の僕は旅の身。
大金なんて持ってるわけないではないか。
しかし、地元の人とじっくり話ができて楽しかったのも確か。
こうしたトラブルを楽しむのが旅の醍醐味だと思うのは果たして僕だけだろうか?
追伸:
後で聞いたところによると、
さすがにその値段は高すぎるらしい。
普通に買えばせいぜい1本35DH(350円)とのこと。
やっぱりかなりボラれていたようだ(>_<)
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この記事へのコメント
ken
こんばんは。
今日、陶芸教室の生徒達と新年会をしました。場所は、教室の近くのイタリア料理店でした。Aランチ(サラダ・シーフードスパゲッティ・パン・コーヒー)を味わいました。
あとは、岸部から大阪まで各駅停車、大阪環状線を使って京橋下車、京阪モールに寄ってイタリアンレストラン「ピザ・パテオ」で一人で二次会をして、そこでチーズフォンデュを味わいました。値段はグラスワイン付きで1200円でした。リーズナブルだと思います。チーズフォンデュを味わったのは、16年振りです。ワインを飲むのは、先月の奈良県協忘年会以来です。
あきこ
2人とか3人とか複数いたら、何されてたか分からないよ。もしかしたら、ぼこぼこにされるだけでなくて、ナイフとか銃とか持ってたら大変・・・。(まあ、大げさか!?)
無事に帰ってこれて、何よりだよ~。:)
日本人←やっぱり、まだ、金持ちだと思われているのかね? でも、それは、違うよ!むしろ、こうやって、ブログでモロッコを紹介してくれているんだから、払うのは・・・。(以下略)
OCTOPUS
だいたいツーリスト料金が無いんだもん。
途上国では(たまに先進国)でもボラレっぱなし…。
oumy