朝一の飛行機に乗り、九州は福岡にやって来た。
3月の鹿児島以来の九州。
福岡について言えば、2006年以来になる。
(ただし、電車で通過したことはある。)
レンタカーを借りて、まずは宗像大社(写真上)へ向かった。
宗像大社は、天照大神と素戔嗚尊の誓約(うけい)によって生まれた3柱の女神を祀る。
特に、ここ辺津宮は厳島神社の祭神でもある市杵島姫命が祀られている。
ただ残念ながら去年から本殿は改修中。
三女神が降臨した地と伝えられる高宮斎場。
神宝館には8万もの国宝を収蔵する。
宗像大社とは、この辺津宮だけを指すのではなく、
二つの島にある中津宮、沖津宮の三社を併せたものである。
辺津宮の裏にある第二宮、第三宮は他の二社を分霊を祀ったもの。
しかし、せっかくなので、大島にある中津宮まで訪ねてみることにした。
辺津宮の北の神湊からフェリーで25分。
大島に上陸した。
中津宮。
祭神は湍津姫神(たぎつひめ)。
ここは七夕伝説の発祥の地だそうで、境内を流れるのが天の川。
織姫を祀る織女神社。
彦星を祀る牽牛神社。
もう一つの宮である沖津宮のある沖ノ島には普段渡ることが出来ない。
そこで、島の北岸にある沖津宮遥拝所を訪ねた。
天気がいいと沖ノ島が見えるというが、残念ながら天気が悪く島は見えなかった。
大島には他にもいくつかのスポットがある。
安倍宗任の墓。
前九年の役に敗れて、大島に流されてこの地で亡くなったそうだ。
また、南の海岸にある小島は夢の小夜島。
飯尾宗祇が句に詠んだという。
再び本土に帰ってきた。
僕は記紀神話は何らかの歴史を反映していると考えているが、
宗像三女神は天照大神という偉大な指導者の娘であるだけに、ここ宗像もかつてはかなり重要な地であったろうと思われる。
確かに、宗像大社意外にも、早くから発展していたことがうかがえる遺跡がある。
何と言っても、新原奴山古墳群。
40以上の古墳が密集しており、見応えがある。
東郷高塚古墳。
桜京古墳。
かつては石室に入れたらしいが、今はシートがかけられている。
浜宮神社のある場所にも浜宮貝塚があった。
これらの遺跡は「宗像・沖ノ島と関連遺跡群」として世界文化遺産の暫定リストに選ばれている。
確かにそれだけの見ごたえと価値のある場所であった。
さらに東に進み、黒崎でネパール時代の後輩隊員と再会した。
4年ぶりに会ったが、気持ちはネパールに戻ったようだった。

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あきこ