芦原(あわら)温泉では、ちょうど「ちはやふるweek」のイベントが開催されていた。
漫画「ちはやふる」の主要登場人物の綿谷新があわら市の出身ということになっている。
新の祖父が永世名人という設定でもあり、福井は全国有数の競技かるた強豪県である。
もっとも、実際には福井はまだ名人を出していない。
そんなわけで、芦原温泉の清風荘において、全国かるた競技福井大会が開催され、僕もそれに出場してきた。
1回戦不戦勝の後、2回戦で福井の若手選手と対戦となった。
思ったより善戦できたが、結局8枚差で敗退。
きっと酒のせいだな。
この試合、会場内にはいくつものカメラが設置され、別室では解説付きのパブリックビューがあった。
もちろん、僕の試合だけを映すわけではないのだが、カメラがこっちを向いていると必要以上に緊張する。
後で聞いたら、結構長い時間僕の試合も映っていたらしい。
無様な負けにならなくて良かった。
「ちはやふるweek」ということで、他にも商店街や温泉施設をめぐるスタンプラリーがあった。
百人一首と「ちはやふる」の絵の乗ったカードがもらえ、抽選会にも参加できる。
1等の5万円分のあわら温泉旅行券が当たれば、また来れるなと思ったが、
残念ながら外れだった。
「ちはやふるギャラリー」もあって、原画などが展示されていた。
あわらは、魯迅の小説「藤野先生」のモデル藤野厳九郎の出身地である。
藤野先生と若き日の魯迅の像。
彼の旧居も保存され、展示室があった。
また、水上勉の「越前竹人形」の舞台にもなった町で、彼の展示室もあった。
芦原温泉を満喫し、福井に戻って、
ヨーロッパ軒の名物ソースカツ丼。
お土産に羽二重餅も買って、福井を後にした。
酒と温泉で充実した週末だったが、いつも以上に明日が憂鬱。
この3日で数週間分は酒を飲んだのだから仕方があるまい。
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